ガキの頃から通う床屋でなりたい髪型頼むの恥ずい
こんばんは、福士蒼汰です
セルフカットから脱却し、床屋に通うようになりましたが、
いまいち劇的な変化を感じません。
やはり自分にはカットの才能があったのではないか。
結局頭の形と毛量ですべて運命は決まっているのではないか。
それでも床屋に行くようになって、
人生に登場人物が増えて、新しく顔なじみのマスターが増えたし、
単純に床屋に行くことが少し楽しいし、
出会いたてだからなりたい髪型頼みやすいし。
元々実家にいたころ、徒歩8秒ぐらいの位置に床屋があって、
家族ぐるみで付き合いあったし、
なんか、この店行かないとダメなんじゃないかっていう
義務感だけでその床屋に泣きながら通ってました。
小学生のころから通ってて、25歳ぐらいまで泣きながら通ってました。
思春期を迎え、実はホストみたいな、毛先遊ばせてるガキになりたかったんですが、
いきつけの店のおやっさんに、
(お、こいつモテようとしてんのか急に)とか
(え、この髪型似合うと思ってんのか)とか思われるのが怖くて、
毎回ひきつった表情で「いつもの感じで」とだけ伝えてました。
そのころと比べて行き始めの店では頼みやすい頼みやすい。
「かっこよくしてください、ふはは!」とか平気で言ってしまう。
自分のなりたい髪型を主張するようになったというのに、
死んだ真鯛の目で「いつもの髪型にしてください」と言って、
切られてる間は壁を作って一切会話をしなかったあの頃と同じ髪型に仕上がってる。
表参道とかいう場所まできりにいかなあきまへんのですか。
まあとにかく、人生に行き詰まったら、
新しい床屋に行ってみてはいかがでしょうか。福士蒼汰でした。