写真には嘘しかない気がして記念撮影が嫌いだった
こんにちは、私、竹内
記念撮影がずっと嫌いで生きてきました。
写真を撮ろうという気が自発的に沸き起こることなど一度もなく過ごしてきたし、
学校とかたまにはバイト先とかで何かをやったときに行われる集合写真撮影が嫌で、
普通に人の後ろに隠れる指名手配犯でした。
人の写真見て、うわ、この人自然な笑顔で素敵だなとか思っちゃったりするけど、
実際写真撮影なんて、「はい、チーーー、、ズ」の間に
目の前にあるカメラを認識したうえで、
後世まで残り続ける写真という物のなかで自分がどのように写るかを考え、
「はい、チーー、、、」の間顔面に意識を集中して、自然もくそもねえよ。
ってかあの自然な笑顔だと思った人、どの写真見ても全く同じ角度と顔じゃねえかよ
こわ、なにあの人こわ。
ってことを思い続けて写真とれませんでした。
気づけば普通にここ10年ぐらい自分の写真がない。
転職モンスターのおかげで証明写真だけはめちゃくちゃとった、
証明写真も最近は自宅の白い壁をバックにスマホで撮影してコンビニでプリントしてる。
そんな私がこの間のゴールデンウィークで、
とある先生と旅行に行き、いろいろ写真撮っていただきました。
ここ10年自分の顔を持ってなかったのに、いきなり自分の写真フォルダができた、
相変わらずまったく笑ってないし、ひきつってるし、明後日の方向見てるし、
多分アフリカの原住民撮影しても同じ表情になるような写真しかないけど、
自分の写真が増えたことに普通に感動し、カメラが欲しくなりました。
欲しくなったとか言って、結局驚くほど、まったく、まったく買ってないし、
カメラ探しとか調べるようなことも全くしてないし、ほんと買ってないまま1か月過ぎたけど、
ほんとに欲しいし、58万円ぐらいのええやつおごってくださいお母さん。
次こそはちゃんと進研ゼミやるから。