体感的には10年

一般的な人間の成長速度より10年ほど遅れているような気がすることに気づいた人

自炊する男性の優しさ

身寄りのない地で一人暮らしをしている竹内です(実家はそこそこ近い)

20代後半から一人暮らしをしていますが、

やはり一人になってから食事をとる大変さに心身を蝕まれました。

毎食外食や、手っ取り早く食べれるものを買ってると自分のようなワーキングプアには厳しいですし、そもそも一人で外食が落ち着かなくて得意ではありません。

 

そこで自炊をする機会がちょこちょこ出てきました。

最初は面白かったです。

あの料理自分でも作れるかなーって思いながらオムライスやハンバーグを作るのは面白かったしできたての味は感動して叫びたくなるほど、というか叫んでました。

 

しかし次第に面倒になっていく。実家にいるとき母親によく聞かれました。

「今晩何が食べたい?」「うるせー!!献立ぐらい勝手に考えろ!!」

「ちょっと夕飯遅くなってごめん」「いつもより30分おせーんだよ!!」

こんなことはっきり言った覚えはないですけど、正直心の中は同じようなことを思ってしまっていました。

 

母親は偉大でした。あれは大変な仕事です。

今ではもう休日には昼飯を抜くことで時間的余裕と、食事を準備しなければならないという心理的ストレスを少し取り除くことによって生き延びています。

 

こんなにも食事を準備する苦しみと戦った経験がある男性は、きっと結婚生活などで、奥さんが作ってくれた料理に対して、味とか見た目とかそんなものはどうでもよく、

作ってくれたことにただただ感謝をして、その嬉しさが家庭いっぱいに広がり、そんな旦那さんと結婚した奥さんは本当に幸せ者だと思います。誰か結婚してください。