体感的には10年

一般的な人間の成長速度より10年ほど遅れているような気がすることに気づいた人

初めての身内の葬式

おはようございます。お世話になります竹内です。

2018年も終わりますが、今年は自分にも大きな経験がありました。

誕生日前に祖母が亡くなり、初めて身内の死と直面しました。

 

自分はお婆ちゃん子でしたので、

比べる話ではないですが、親の死を迎えるのと同じような気持ちで覚悟しておりました。

祖母の体調についてはちょくちょく親から聞いていたのですが、

最後のほうはビビりすぎて会いに行くことも出来ませんでした。

 

死に目にも会えず、葬式当日に遺体を見て息が止まってぶっ倒れるかと思いました。

葬式自体初めてだしマナーわからんし、

「葬式 マナー」とか調べてる余裕なくぼーっとしてたので、

式もよくわからないまま終わってしまいました。

 

物心ついてないときに祖父の葬式も体験はしてるのですが、

やはり今回初めてはっきりと身内が減る経験をして、

ずっと絶望的で、この先自分が生きていけるのかという変な方向まで思考が進んでたのですが、

遠くから来てくれていた親戚達に心救われた思いです。

葬式って大人数でガヤガヤやるべきなのかもしれない。

 

実家にいたころは3世帯住宅で、感覚として持っていたのが、

まず自分たち兄弟が居て、

その外側を両親がバリアを張って守ってくれている感じで、

さらにその外側を祖母がバリアを張ってくれているイメージでした。

ちょっと何言ってるかわからないし事実とも違うと思いますが、

一番外側のバリアを失って色々と他人ごとではなくなってきました。

 

幸か不幸か自分は30過ぎまで身内の死を経験していなかったので、

今回ようやく人の命を感じて、人生ってこういうことなんだという

一つの貴重な経験ができました。

 

ずっと絶望的な雰囲気で居た自分にとって、

姉夫婦と姪の姿があの場面では本当に希望の光に見えました。

これからを担う存在としてまさに輝いてました。

 

結婚したい気持ちも強くなったし、もっと頻繁に実家に帰りたいし、

時間の使い方を今一度考えよう。

祖母の死に際に本当に何もできなかったけど、

祖母とは人生3週分ぐらいめちゃくちゃ喋ったし、

生きていた時の接し方については何も後悔はしていません。

今回できなかったことはまたどこかで思い出して動ける自分になりたい。